当畳研会は、昭和56年6月に若手畳従事者を中心に創設しました。当時、おやじの会として同業者の親睦を目的とした渋谷畳睦会がありましたが、現在の青年部にあたる二世会はありませんでした。そうしたことから、同業者の親睦のみならず畳について研究する「渋谷で畳店を営む若手二世会」として渋谷畳研会の名称で誕生しました。主な活動としては、消費者に伝統文化の畳についてわかりやすく説明しています。現在は、渋谷だけでなく賛同するすべての畳店が参加できるように名称を「畳研会」としています。
活動・事業内容
当畳研会は、近年欧米化の生活習慣になりつつある畳離れについて危惧しています。そのため、日頃から日本における伝統文化である畳について、諸先輩から受け継いだ技術や、現代社会で変化している生活環境などによる新しいタイプの畳について研究することにより、消費者の方々に本来「和室空間でのみ使用していた畳」を、様々な空間で用途に応じた使い方をお伝えしています。これからも畳文化を日本文化の一つとして後世に残せる努力を行っていきたいと思っています。
畳がなくなる前に日本の伝統文化としての畳生活を見直して欲しいです!