トルコ共和国大使館は1923年にトルコ共和国が建国された2年後の1925年、日本とトルコが国交を樹立した機に開設されました。現在、渋谷区で唯一の友好都市協定を結んでいるのがイスタンブル市のウスキュダル区になります。
現在の大使館は渋谷区神宮前二丁目にあり、現存の建物は1978年に建築家の丹下健三氏の設計で建てられました。渋谷区大山町には国の機関として東京ジャーミイ、ユヌス・エムレ・インスティトゥート東京があります。
トルコ共和国は、アジアとヨーロッパ大陸にまたがる唯一の国です。先史時代から様々な文明の興亡が繰り返され、トルコはそのため「文明の発祥地」とも呼ばれています。
現在のトルコは8,360万人の欧州で最大規模の人口を有する国のひとつです。G20および北大西洋条約機構(NATO)のメンバーでもあります。
またトルコは2019年には5,000万人を超える観光客をお迎えし、世界第6位の観光大国として世界中から訪れる人々を魅了し続けています。
活動・事業内容
トルコ共和国大使館・文化広報参事官室はトルコ文化観光省の出先機関で、トルコの文化及びツーリズム分野における広報活動を行っています。数多くの日本人や外国人旅行者にトルコを訪れてもらうため幅広い業務をおこなっています。主な業務としては、メディアへの情報発信や取材協力(紙面・番組制作への協力)、旅行業界への情報提供、サポート事業、文化イベントの開催、トルコセミナーの実施、現地への視察・取材旅行の催行、ツーリズムフェアへの出展、ウェブサイトやSNSでの発信などの一方で、一般の方からの問い合わせにも対応しています。
幅広い業務内容が魅力のひとつです。
日本における「海外旅行先の人気ランキングでは、トルコはまだ上位に至っておりませんが、世界的にはトルコは人気の観光地のひとつとなっています。
渋谷区とご縁のあるトルコを皆様にもっと身近に感じていただける様に、情報発信を続けて参ります。
くみんの広場に期待すること
あまり知られていないかもしれませんが、渋谷区の唯一の友好都市はトルコ共和国イスタンブル市ウスキュダル区(2005年9月に「友好都市協定」を締結)になります。
2019年に日本各地で開催された「トルコ文化年2019」事業の一環で、区内の代々木公園で2019年9月7日(土)~8日(日)、「トルコフェスティバル2019」が開催され、渋谷に在住在勤の皆様をはじめ、数多くの方々へトルコ文化の魅力をお伝えすることが出来ました。
私どもより、くみんの広場に期待することですが、現在新型コロナウイルス感染症の影響で、直接人と人が交流する機会は少なくなってしまいましたが、リアルな文化イベントを通じて皆様と接する機会が再開されることを望んでいます。今回はオンラインでの出展となりますが、ぜひ近い将来、また皆様とくみん広場をはじめとする交流の場でご一緒できますことを願っています。
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