渋谷区議会五輪・パラリンピック対策特別委員会は、東京2020大会の成功に向けて、様々な活動を重ねてきました。
渋谷区内で開催された5競技(卓球・ハンドボール・車いすラグビー・パラバドミントン・パラ卓球)について調査をしてきましたが、特にパラリンピック競技に対しては、練習の様子を視察して競技の説明を受けるとともに、練習会場の確保が困難な現状などを伺い、可能な支援を行ってきました。
また、大会の気運醸成に取り組みつつ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により同大会が延期されてからは、関係者等への新型コロナウイルス感染症対策も求めてきました。
本委員会は今後、同大会から得られたレガシーについて、将来にわたり渋谷区に活かしていけるよう、調査並びに研究をしていきます。
活動・事業内容
平成26年に当委員会が設立されてから、くみんの広場のテント行事には毎年参加しています。東京2020大会に向けての取り組みの紹介や、委員会活動の報告をパネル展示にしたり、アンケート調査を行いました。啓発グッズの配布は好評で、毎年多くの方々にお立ち寄りいただいています。
昨年のオンライン開催には、委員会活動や事業内容の紹介と、パラリンピック陸上日本代表の高田千明選手とデフリンピック陸上日本代表の高田裕士選手夫妻を講師に迎えて「モチベーションの保ち方」をテーマに開催した研究会のダイジェストを動画にして参加しました。
今年もオンライン開催となりましたが、当委員会では、これまで積み重ねてきた様々な経験をレガシーとして渋谷区の未来に引き継いでいけるよう、取り組んでいきます。
くみんの広場に期待すること
くみんの広場は、渋谷区民や地域団体だけではなく、多くの方々に楽しんでいただいているイベントです。来年度以降は、コロナ禍も収束して、晴れ渡る青空の下にたくさんの人々が集い、笑顔があふれるくみんの広場となることを望んでいるほか、去年・今年と重ねてきたオンライン開催も活かして、ハイブリット型のくみんの広場として、さらに発展していくことを期待しています。