1988年10月1日に家族の運動によって、精神障がい者共同作業所として誕生。2011年には就労継続型施設B型として法内移行し、病気や障がいのある人が地域で自分らしく暮らすための拠点として、アットホームな場を心がけて活動しています。現在は約30名の利用者と8名のスタッフが所属し、焼き菓子製造・公園やビルの清掃・軽作業等の作業活動を中心に、様々な地域や団体のイベントにも参加し、交流・販売の機会を広げてきました。レクリエーションや音楽、ヨガ等のプログラムも楽しんでいます。
活動・事業内容
平日の10時から午後3時まで、作業を中心に活動しています。お菓子作り(パウンドケーキ、クッキー、クラッカー)や清掃(公園、ビル等)は希望者が担い、軽作業(切手仕分け、クリーナー小分け、おむつケーキ土台作り、コーヒー計量他)は全員が自分でできる工程をとりくみます。イベントや関係機関での出張販売等の機会もあり、得手不得手や関心、体調によって作業を選ぶことが可能になっています。また、音楽やヨガ、レクリエーションなどのプログラムでは、リフレッシュしたり講師の先生との楽しい時間を共有しています。
すみれ工房はボランティア・地域・関係機関・賛助会等の皆様のご支援を頂きながら、障がいのある方が地域で安心して自分らしく暮らすための拠点として活動しています。
くみんの広場の思い出
理解を広め、交流や運営費・工賃収益を目的として30年近く参加してきました。当初は不用品のバザーが中心で実行委員会を結成、多くの方々のご協力を頂きました。この10数年はお汁粉も定着して毎年楽しみとのお客様も。
今は自主製品の焼菓子の販売も好評です。時代とともに取り組みの比重が不用品のバザーから食品販売へと移りました。改めて振り返ると、このイベントがあったからこそ知り合えた方々や取り組みは今もすみれ工房の財産です。
くみんの広場に期待すること
オンラインには無いふれあいの機会。他にはない規模の大きな集いを再開できることを楽しみにしています。また、リターナブル食器の取り組みも昨年利用させていただいて資源も無駄使いせず、コストも削減出来てよかった。脱プラスチックへの取組も渋谷から期待です。
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