私たちは平成10年からみどりあふれる渋谷代々木の地で障害者支援に携わってきました。現在は、①就労継続支援B型「みどり工房」の運営と、②精神保健福祉に関する啓発活動等を2つの柱として事業展開しています。活動は、手作業による自主製品の製作や清掃作業、当法人で運営する「みどり食堂」での接客や調理等の作業があります。
活動・事業内容
みどり工房(就労継続支援B型事業所)では、①主たる事業所「みどり工房」と②従たる事業所「コミュニティカフェ部門」の2カ所で、精神科に受診している方々が、社会復帰を目指し活動しています。
みどり工房に通うメンバーの方への様々な作業種があることも特徴の一つです。メンバーのみなさんが社会に出た時に、色々な事に対応ができる力を身につけられるよう、カフェ作業、清掃作業、手工芸、事務等様々なお仕事をまんべんなく行っていただいております。手工芸は、革小物づくりや七宝焼き、刺し子等、一つ一つ丁寧に作業しています。例年のくみんの広場においても、販売をさせていただき、地域の方にも見ていただく貴重な機会にもなっています。
コミュニティカフェ部門では、店舗の拡張工事により、2020年10月5日にリニューアルオープンすることとなりました!店内が広くなり、お客様もゆったりと過ごせ、メンバーの皆さんも余裕を持ってお仕事ができる環境に生まれ変わりました。店名も「みどり食堂」に一新し、メンバーと職員一同、良いスタートを切りたいと思っております。店内では、野菜たっぷりの日替わりのランチやテイクアウトのお弁当、クッキーやケーキ等のお菓子をご用意しております。ぜひ、皆さまのお越しをお待ちしております。
くみんの広場の思い出
例年は、綿あめや自主製品、お菓子やコーヒーの販売等をしております。ご家族連れのお客様も多いので、綿あめには行列ができることもあります。
昨年のくみんの広場に参加したみどり工房に通うメンバーからは、「子どもやお年寄りと話をしたり、担当の時間以外もいろんなお店に行ったり、イベントは大変ですが、やっぱり楽しいなー。」という感想や「綿あめ作りは自信がなかったのですがコツを教わり、作る事ができました。子供さんが買いに来てくれて、とても嬉しかったです。」という感想がありました。
くみんの広場に期待すること
くみんの広場は、みどり工房のメンバーにとって、日頃の自主製品の成果を発表できる場であると同時に、地域の方と直接対話のできる貴重な場であり、時間であると感じます。今年度はオンラインでの開催となりましたが、来年度はコロナも落ち着き、またみんなで元気に会えるよう、その時までみどり工房も元気に頑張ろうと思います。
実行委員のみなさまにおかれましては、例年とは違う開催方法で、ご苦労も多いことと存じます。いつもありがとうございます。今年度もどうぞ宜しくお願い致します。
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