出店者一覧

ワークセンターひかわ
昭和59年に表参道駅の近くに「渋谷山びこ作業所」という名前で、障がいのある方のご家族が開始しました。「山びこ」の名前は、成長して出て行っても、山びこが帰ってくるように、いつでも戻れる場所があるよという気持ちで名づけられたそうです。その後数回の引っ越しを経て、現在は環境の良い渋谷区ひがし健康プラザの2階で活動しています。利用者20名は所内ではさまざまな請負作業と、所外では公園清掃や植栽の作業に励んでおり、得意なことを活かしながら協力して行っています。今年はコロナウィルスの影響があっても、猛暑の中でもマスクをして頑張ってきました。区民の広場は毎年保護者が中心になってのバザーを行い、みんな楽しみにしていたので残念ですが、来年は安心して再開できることを願っています。
活動・事業内容
ワークセンターひかわは障がい福祉サービスの就労継続支援B型という事業所です。
活動は企業や区役所から請け負う仕事を行うことを中心に、金曜日の午後はアートとスポーツのクラブ活動を行っています。
今年はコロナウィルスの影響で4月から5月まで活動を自粛せざるを得ませんでした。
大きな生活の変化と、日中に活動するところが無くなってしまったことに、利用しているみんなが不安になったと話しています。
6月から活動を再開しましたが、毎日毎日手洗いマスクにソーシャルディスタンスと、窮屈な生活にとまどいながらも、最近はそれらのことに慣れていつもの明るさが戻っています。障がいのある方が大都会渋谷で暮らし、はたらく場所であるワークセンターひかわが大事にしていることは、しっかり仕事、楽しくスポーツとアート、ゆっくり自立、元気に地域生活の4つです。今は我慢することの多い毎日ですが、どんな時でも明るさを失わずに前を向いて頑張っていきたいと思っています。
くみんの広場の思い出
以前は活動するための資金が足りない時代がありました。バザーですこしでも収入を得ることで活動の幅を広げようと考え、多くの方から品物の寄付を頂いてきましたことは、本当にありがたいことでした。今は財政的にも安定して、バザーは続けていますが、地域のお祭りに参加してみんなが楽しめる毎年の恒例の行事となっています。少し涼しくなっている中で、あったかいコーヒーを販売したこともありました。販売を交代しながら商店会のラーメンを食べ、物産展でお土産を買うことも楽しみのひとつです。当たり前に楽しめることが今は本当にありがたいことだと感じています。
くみんの広場に期待すること
状況が改善して、以前のようににぎやかなお祭りが戻ってくればよいと思いますが、人が集まることが望ましくない場合は、入場制限や飲食は控えるなど、他のイベントを参考にして行っていただけたらと思います。
関連リンク
サイト名 URL
公式HP http://www.workcenter-hikawa.org